障害者ゴルフ
パリ2024オリンピックが閉幕し現在パリ2024パラリンピックが行われていますがオリンピックでは男子ゴルフで松山英樹選手がみごと銅メダルを獲得し女子ゴルフでもメダルは獲得できませんでしたが山下美夢有選手が4位に入賞しました。2016年のリオオリンピックより正式種目に復活したゴルフ競技ですがまだパラリンピックでは正式種目ではありません。30年ほど前にアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴでゴルフのレッスンの勉強をしているときに障害者ゴルファーのサポートをする機会があったことを思い出しました。まずびっくりしたのが視覚障害の方がガイドキャディーというサポーターのアドバイスを聞きながらラウンドしたり両腕がないプレーヤーが胸にベルトを着けてそのベルトにクラブを固定し体をゆすりながらボールを打つスタイルでラウンドしていました。また両足のないプレーヤーも車いすに乗ってコースを回っていました。色々な形でゴルフを楽しむことが出来るんだなと思いました。日本でも世界でも障害者ゴルフへの理解はまだまだですが世界障害者ゴルフ選手権など色々な大会が開催されています。2028年のロサンゼルスオリンピック・パラリンピックで正式種目に採用されるように取り組んでいるみたいです。
先日、子供たちの練習の時に体験してもらいました。プレーヤーは目隠しをしてガイドキャディーのサポートを受けながら打ってもらいました。ガイドキャディーはわかりやすく情報を伝えプレーヤーはその情報を頭でイメージしてスイングを行うとスイングが安定している子は打てますが安定していない子はボールに当たりませんでした。
次に膝を着いた状態でスイングしてもらいました。このスタイルはダウンスイングでクラブがアウトから降りてきたりスライスボールの修正のときなど上半身と腕の使い方の練習にもなりますよ。練習場でやるときは後打席の人に注意して下さいね。